元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

児童心理治療施設の元入所者男性が、2002年4月~2006年3月まで入所していた児童心理治療施設のことを書いていく。

第14章その他 4その他(13)生活棟の空き部屋について

男子棟に空き部屋が3室、女子棟に空き部屋が2室あった

 男子棟に空き部屋が3室、女子棟に空き部屋が2室あった。

広さは4畳ほどだった

 各空き部屋の広さは4畳ほどだった。

窓(腰高窓。片引き窓で一方向だけ開けられる)があった

 各空き部屋には窓(腰高窓。片引き窓で一方向だけ開けられる)があった。

窓(腰高窓。片引き窓で一方向だけ開けられる)にはカーテンが備え付けられていた

 各空き部屋の窓(腰高窓。片引き窓で一方向だけ開けられる)にはカーテンが備え付けられていた。

窓は転落防止のため、5センチほどまでしか開(あ)かなかった

 各空き部屋の窓は転落防止のため、5センチほどまでしか開(あ)かなかった。

入口の扉にも窓(縦40センチ、横40センチほどの窓。開閉できない窓)があり、部屋の外から中を確認できるようになっていた

 各空き部屋は入口の扉にも窓(縦40センチ、横40センチほどの窓。開閉できない窓)があり、部屋の外から中を確認できるようになっていた。

扉に鍵がついていて、鍵をかけられるようになっていた

 各空き部屋は扉に鍵がついていて、鍵をかけられるようになっていた。鍵は鍵穴のみのタイプで、鍵がないと内側からも開けられないようになっていた。


 なお、各空き部屋の鍵は入所者に渡されなかった。
 各空き部屋の鍵は生活棟勤務の職員(男子棟の空き部屋の鍵は男子棟勤務の職員、女子棟の空き部屋部屋の鍵は女子棟勤務の職員)が管理することになっていた。

エアコン、換気扇、照明が設置されていた

 各空き部屋にはエアコン、換気扇、照明が設置されていた。

学習机、イス、ロッカー、ベッドが置かれていた

 各空き部屋には学習机、イス、ロッカー、ベッドが置かれていた。学習机には縦長の細長い蛍光灯が備え付けられていて、電気をつけることができた。


 なお、ロッカーの鍵は施設が預かることになっていて、入所者はロッカーに鍵をかけることができなかった。
 なお、男子棟の空き部屋のロッカーの鍵は男子棟の職員室に保管されていた。女子棟の空き部屋のロッカーの鍵は女子棟の職員室に保管されていた。

掛け時計がシール式のフックで掛けられていた

 各空き部屋には掛け時計がシール式のフックで掛けられていた。

コンセントは扉の近くに2口、各学習机に1口、ベッドの近くに2口

 各空き部屋のコンセントは扉の近くに2口、各学習机に1口、ベッドの近くに2口だった。

壁は厚く、隣の部屋の音はほぼ聞こえなかった

 各空き部屋の壁は厚く、隣の部屋の音はほぼ聞こえなかった。話し声はまったく聞こえなかった。
 隣の部屋に人がいても何をしてるかまったくわからなかった。

男子棟の空き部屋のうち1つは職員(男子棟勤務の職員)が男子の洗濯物干し場として使っていた

 男子棟の空き部屋のうち1つは職員(男子棟勤務の職員)が男子の洗濯物干し場として使っていた。

男子棟の空き部屋のうち2つは入所者が飛まつ感染する感染症(風しん、インフルエンザど)や空気感染する感染症(はしか、水ぼうそうなど)になった時に生活する部屋などとして使われていた 

 男子棟の空き部屋2つは入所者が飛まつ感染する感染症(風しん、インフルエンザなど)や空気感染する感染症(はしか、水ぼうそうなど)になった時に生活する部屋などとして使われていた なお、入所者は空き部屋は1部屋1人で使うことになっていた。

女子棟の空き部屋のうち1つは職員(女子棟勤務の職員)が女子の洗濯物干し場として使っていた

 女子棟の空き部屋のうち1つは職員(女子棟勤務の職員)が女子の洗濯物干し場として使っていた。

女子棟の空き部屋のうち1つは入所者が飛まつ感染する感染症(風しん、インフルエンザなど)や空気感染する感染症(はしか、水ぼうそうなど)になった時に生活する部屋などとして使われていた 

 女子棟の空き部屋1つは入所者が飛まつ感染する感染症(風しん、インフルエンザなど)や空気感染する感染症(はしか、水ぼうそうなど)になった時に生活する部屋などとして使われていた。なお、入所者は空き部屋は1部屋1人で使うことになっていた。

各空き部屋は普段は鍵が掛かっていて入れないようになっていた

 各空き部屋は普段は鍵が掛かっていて入れないようになっていた。誰も中で生活していない時は鍵が掛かっていて入れないようになっていた。

男子で各空き部屋に入ろうとする子はいなかった

 男子で各空き部屋に入ろうとする子はいなかった。

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第2章入所者の生活 13医療(4)感染症になった時
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