第12章入所者の全体像 2その他入所者について(3)男子の大半はたまにキレていた
男子の大半はたまにキレていた
男子の大半はたまにキレていた。
キレる理由は他の男子とのトラブル、職員からの叱責など
キレる理由は他の男子とのトラブル、職員からの叱責などだった。
他の男子とトラブルになった時や職員から叱られた時などにキレていた。
キレると物に当たる子が多かった
男子はキレると物に当たる子が多く、物が壊れることもあった。
男子棟ではキレた男子が施設のガラスを割ったり、壁を殴って凹(へこ)ませることもあった。
なお、男子で他人の物に当たった子や施設の共用物に当たった子は職員から注意を受けることが多かった。男子で他人の物を壊した子や施設の共用物を壊した子は職員から注意又は注意と説教を受けたりしていた(注意や説教に加え、職員(男子棟勤務の職員)に反省文を書かされることもあった)。
なお、入所者は器物損壊をすると、注意か注意と説教を受けることになっていた(注意か注意と説教に加え、職員(男子は男子棟勤務の職員、女子は女子棟勤務の職員)に反省文を書かされることもあった)。器物損壊を繰り返すと一時保護所での謹慎になることもあった。なお、弁償は基本しなくてよかった(ただし、職員の判断により、弁償が必要になることもごくたまにあった。弁償が必要な時は保護者が弁償することになっていた)
キレた男子が人に当たることは少なかったが、人に当たる時はケガ人が出ることが多かった
キレた男子が人に当たることは少なかったが、人に当たる時はケガ人が出ることが多かった。
男子でキレた男子に殴られて青タンができてた子もごくたまにいた。
なお、男子で他の男子1人を殴って他の男子1人の右目の上や右腕に青タンを作った子は一時保護所での謹慎になった後、施設に戻ってきたが、喫煙を繰り返して再度一時保護所での謹慎になり、施設退所になっていた(入所者は謹慎2回で強制退所になるため)。