第１１章その他学校（施設内学級、地域の学校）について１その他学校（施設内学級、地域の学校）について（１）学校にいる時の服装、履き物

　小中学生や高校生は学校にいる時の服装は制服（地域の学校と同じもの）（体育の授業の時は体操服）と決まっていた。調理実習の時は制服の上からエプロンを着用することになっていた。

　ただし、施設内学級に通う子は担任が許可すれば学校にいる時の服装は私服や他の学校の制服でもよかった（体育の時間も私服や他の学校の制服でもよかった）。
　なお、施設内学級に通う子は夏休みなど長期休暇期間は私服で施設内学級にいてよかった。制服を着なくてよかった。

　なお、制服や体操服、エプロン、赤白帽は施設の物を職員（男子は男子棟勤務の職員、女子は女子棟勤務の職員）から貸してもらえた。

　小中学生は学校にいる時の靴は自由だった。ただし、動きやすい靴となっていた。

　小中学生や高校生は学校にいる時で校舎の中にいる時は上靴を履くことになっていた。

　施設内学級に通う子は上靴は教育棟（施設内学級）入口近くにある下駄箱にいれることになっていた。

　なお、入所者は上靴は施設から無料で支給してもらえた。職員（男子は男子棟勤務の職員、女子は女子棟勤務の職員）に「上靴がほしい」と言えば、職員（男子は男子棟勤務の職員、女子は女子棟勤務の職員）から新品の上靴を無料で支給してもらえた。

　施設内学級に通う子は一番外側の服・ズボンが制服なら私服を着てもよかった。私服の上に制服を着たりしてもよかった。制服の短パンの下が長ズボンでもよかった。

　小中学生や高校生で他の学校の制服を着る子はいなかった。

　施設内学級に通う小学生男子の中には冬場は制服の短パンの下が長ズボンの子もいた。

元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて