第9章施設内学級の中学校での教育 3その他(18)テスト
- 中1と中2が年5回、中3が年8回
- 5教科(国数理社英)のみで1日だけ
- 受ける場所は教室
- 試験時間は各教科50分
- 監督者は担任
- 問題(実力テストは除く)は施設内学級のオリジナルのもの
- 実力テストは地域の学校のテストと同じ問題
- 返却は早くて当日、遅くて1週間後
- テストの時は静か
- 施設内学級の中学校に通う子でカンニングをする子はほとんどいなかった
- 施設内学級の中学校に通う子で暴れる子、事件を起こす子、トラブルを起こす子はいなかった
中1と中2が年5回、中3が年8回
施設内学級の中学校ではテストは中1と中2が年5回(1学期の中間・期末、2学期の中間・期末、3学期の学年末)だった。
中3はテストは年8回(1学期の中間・期末、2学期の中間・期末、3学期の学年末、実力テスト3回)だった。
5教科(国数理社英)のみで1日だけ
施設内学級の中学校ではテストは5教科(国数理社英)のみだった。実技教科のテストはなく、テストの日は1日だけだった。
受ける場所は教室
施設内学級の中学校ではテストを受ける場所は自分の教室だった。なお、テストの時に机やイスを動かす必要は無く、席を移動する必要も無かった。
試験時間は各教科50分
施設内学級の中学校ではテストの試験時間は各教科50分だった。
早く終わった時はテストが終わるまで席に座って待つことになっていた。
監督者は担任
施設内学級の中学校ではテストの監督は担任がなっていた。ただし、中3の実力テストの監督は手の空いている教師がなっていた。
問題(実力テストは除く)は施設内学級のオリジナルのもの
施設内学級の中学校ではテストの問題(実力テストは除く)は施設内学級オリジナルのものだった。問題のほとんどが語群選択式や三択問題で、四択問題や記述式は少なかった。全問が語群選択式の時もあった。なお、教師の許可を得れば、地域の学校と同じ問題のテストを受けることもできた。
実力テストは地域の学校のテストと同じ問題
施設内学級の中学校では実力テストは地域の学校のテストと同じ問題だった。
返却は早くて当日、遅くて1週間後
施設内学級の中学校ではテストの返却は早くて当日、遅くて1週間後となっていた。
なお、実力テストは返却が遅くなる傾向にあった。
テストの時は静か
施設内学級の中学校ではテストがおこなわれている教室は静かだった。机で寝る子は時々いたが、騒ぐ子はいなかった。
施設内学級の中学校に通う子でカンニングをする子はほとんどいなかった
施設内学級の中学校に通う子でカンニングをする子はほとんどいなかった。たまにいるぐらいだった。
施設内学級の中学校に通う子で暴れる子、事件を起こす子、トラブルを起こす子はいなかった
施設内学級の中学校に通う子でテストの時に暴れる子、事件を起こす子、トラブルを起こす子はいなかった。