第９章施設内学級の中学校での教育３その他（１６）冬休みの宿題 - 元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

冬休みの宿題は問題集のみ（ただしクラスによっては絵日記も出る）
休み時間にすることも認められていた
休み時間に宿題をする子はいた
宿題を忘れると、居残りですることになっていた
施設内学級の中学校に通う子で宿題を忘れる子はほとんどいなかった
宿題が少ないため、冬休み１日目に宿題を終わらせる子もいた
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冬休みの宿題は問題集のみ（ただしクラスによっては絵日記も出る）

　施設内学級の中学校では冬休みの宿題は問題集のみだった（ただしクラスによっては絵日記も出る）
　冬休みの宿題の問題集は国語と数学の計２冊だった分量はどちらも１５ページほど（片面印刷）だった。国語の問題集は冬休み前最後の国語の授業の日に教師が生徒に渡し、数学の問題集は冬休み前最後の国語の授業の日に教師が生徒に渡していた。なお、絵日記は１枚（１６０～２００文字ほど）で、２学期の終業式の日に教師が生徒に渡していた。

休み時間にすることも認められていた

　施設内学級の中学校では休み時間に冬休みの宿題をすることも認められていた。また、教師が許可すれば、授業中に冬休みの宿題をすることもできた。

休み時間に宿題をする子はいた

　施設内学級の中学校では冬休みの宿題を休み時間にすることも認められていたため、施設内学級の中学校に通う子で休み時間に冬休みの宿題をする子もいた。

宿題を忘れると、居残りですることになっていた

　施設内学級の中学校では冬休みの宿題を忘れると、３学期に居残りですることになっていた。

施設内学級の中学校に通う子で宿題を忘れる子はほとんどいなかった

　施設内学級の中学校に通う子で冬休みの宿題を忘れる子はほとんどいなかった。男子１人か男子２人が忘れてたぐらいだった。
　なお、冬休みの宿題を忘れた子は３学期の１月に居残りで冬休みの宿題をしていた。

宿題が少ないため、冬休み１日目に宿題を終わらせる子もいた

　施設内学級の中学校では冬休みの宿題が少ないため、施設内学級の中学校に通う子で冬休み１日目に宿題を終わらせる子もいた（絵日記の宿題のないクラスの子１人）。
　なお、施設内学級の中学校に通う子の大半は冬休み５日目までに宿題を終わらせていた。