第９章施設内学級の中学校での教育３その他（１５）夏休みの宿題 - 元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

夏休みの宿題は問題集のみ（ただしクラスによっては絵日記も出る）
休み時間にすることも認められていた
休み時間に宿題をする子はいた
宿題を忘れると、居残りですることになっていた
忘れる子はほとんどいなかった
夏休み２日目に宿題を終わらせる子も１人いた
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夏休みの宿題は問題集のみ（ただしクラスによっては絵日記も出る）

　施設内学級の中学校では夏休みの宿題は問題集のみだった（ただしクラスによっては絵日記も出る）
　夏休みの宿題の問題集は国語と数学の計２冊だった。分量はどちらも２０ページほど（両面印刷）だった。国語の問題集は夏休み前最後の国語の授業の日に教師が生徒に渡し、数学の問題集は夏休み前最後の数学の授業の日に教師が生徒に渡していた。なお、絵日記は１枚（１６０～２００文字ほど）で、１学期の終業式の日に教師が生徒に渡していた。

休み時間にすることも認められていた

　施設内学級の中学校では休み時間に夏休みの宿題をすることも認められていた。教師が許可すれば、授業中に夏休みの宿題をすることもできた。

休み時間に宿題をする子はいた

　施設内学級の中学校では夏休みの宿題を休み時間にすることも認められていたため、施設内学級の中学校に通う子で休み時間に夏休みの宿題をする子も少数いた。

宿題を忘れると、居残りですることになっていた

　施設内学級の中学校では夏休みの宿題を忘れると、２学期に居残りですることになっていた。

忘れる子はほとんどいなかった

　施設内学級の中学校に通う子で夏休みの宿題を忘れる子はほとんどいなかった。男子１人か男子２人が忘れてたぐらいだった。
　なお、夏休みの宿題を忘れた子は２学期の９月に居残りで夏休みの宿題をしていた。

夏休み２日目に宿題を終わらせる子も１人いた

　施設内学級の中学校に通う子の中には夏休み２日目に宿題を終わらせる子も１人いた（絵日記の宿題のないクラスの子１人）。　
　なお、施設内学級の中学校に通う子の大半は夏休み１４日目までに終わらせていた。