第８章施設内学級の小学校での教育　３その他（２３）日曜参観 - 元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

　施設内学級の小学校では年１回、日曜参観があった（地域の学校と同じ日）。

　施設内学級の小学校では日曜参観の日は国語、算数、体育の３時間授業となっていた。日曜参観の日は午前中で授業が終わり、掃除は無かった（なお、下校時刻は１２時だった）。

　施設内学級の小学校では日曜参観には児童の保護者だけでなく、職員も参加できた。日曜参観には職員は毎年２人（男子棟勤務の職員１人と女子棟勤務の職員１人）参加し、交替で各クラスの授業を見ることになっていた。

　施設内学級の小学校にでは日曜参観の翌日の月曜は代休となっていた。

　施設内学級の小学校では日曜参観に参加する保護者は少なかった。毎年各クラス２、３人だった。

　日曜参観の時は児童や教師が普段より真面目になっていた。

　施設内学級の小学校に通う子で日曜参観の時に騒ぐ子、暴れる子はいなかった。

　施設内学級の小学校に通う子で日曜参観の時に事件を起こす子、トラブルを起こす子もいなかった。