元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

児童心理治療施設の元入所者男性が、2002年4月~2006年3月まで入所していた児童心理治療施設のことを書いていく。

第2章入所者の生活 6通学(2)高校や養護学校への通学

入所者は2時間以内に通学できる全日制高校・養護学校(養護学校は高等部のみ)にのみ通うことができた(なお、夜間部の高校や通信制の高校には通えない)

 入所者は施設から高校や養護学校(養護学校は高等部のみ)に通うことができた。ただし、通えるのは2時間以内に通学できる全日制高校・養護学校(高等部のみ)に限られていた。なお、夜間部の高校や通信制の高校には通えなかった。

入所者の全日制高校・養護学校(養護学校は高等部のみ)に必要な費用は公立なら施設が払い、私立なら保護者が払うことになっていた

 入所者の全日制高校・養護学校(養護学校は高等部のみ)に必要な費用(学費や制服代、体操服代など)は公立の学校の時は施設が払うことになっていた。私立の学校の時は保護者が払うことになっていた。 

高校生の通学先について

 施設にいる高校生の通学先は養護学校の高等部が大半だった。

 

 施設にいる高校生で全日制高校に通学する子もいたが、少なかった。


 なお、養護学校の高等部に通学する子のほとんどは発達障がいっぽい子だった。

通学の時の交通手段

 通学の時の交通手段は全日制高校の生徒は自転車で1時間以内に通える距離の学校の子は自転車で通学、自転車で1時間以内に通えない距離の学校の子は自転車(施設から駅まで)と電車となっていた(バス利用も必要な時は自転車(施設から駅まで)と電車とバス)。


 なお、養護学校の高等部に通う子は職員が運転する車(男女同じ車)に乗って通学していた(養護学校の行き帰りは職員が運転する車(男女同じ車))。

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