第１章施設の設備　３生活棟（７）浴室 - 元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

　浴室が男子棟と女子棟に各１室あった。

　浴室の広さは各８畳ほどだった。

　男子棟の浴室には小窓（横すべり出し窓）、女子棟の浴室には窓（床から天井近くまでの高さがある窓。開閉できない窓）があった。

　各浴室の窓には目隠しシートが貼られていて外から中が見えないようになっていた。

　各浴室には換気扇と照明が設置されていた。

　各浴室にはシャワー（各シャワーごとに温度調節できるシャワー）と浴槽があった。シャワーは４つあった。シャワーが設置されてる場所には鏡も設置されていた。

　各浴室には洗面器が５つほど、風呂用の椅子が４つほど置かれていた。

　蛇口は各浴室に５つ（シャワー４つに計４つ（４つのシャワーに各１つ）。浴槽に１つ）あった。
　シャワーの蛇口は洗面器にお湯をいれる時などに使われていた。
　浴槽の蛇口は浴槽にお湯を張る時などに使われていた。

　男子や男子棟勤務の職員や女子棟勤務の男性職員は施設で入浴する時に男子棟の浴室を使っていた。

　女子や女性職員は施設で入浴する時に女子棟の浴室を使っていた。

　なお、小１・小２の入浴時間（午後５時～午後５時３０分）には職員（小１・小２男子の入浴時間は男子棟勤務の職員、小１・小２女子の入浴時間は女性職員）が入浴することになっていた。

　男子棟では小３～小６の入浴時間や中高性の入浴時間に男性職員が入浴することもあった。時たま、小３～小６の入浴時間に男性職員が入浴していた。ごくたまに中高生の入浴時間に男性職員が入浴していた。