第１章施設の設備　２共用棟（１）教職員室 - 元入所者男性が書く児童心理治療施設のすべて

　共用棟にある教職員室は生活棟で勤務する職員の机と生活棟で勤務する職員の椅子が置かれている部屋だった。各職員（施設長と施設長秘書は除く）のロッカーと施設内学級の各教師のロッカーも置かれていた。

　教職員室の広さは３０畳ほどだった。

　教職員室には窓（床から天井までの高さがある窓。開閉できない窓）があった。

　教職員室の入口の扉は透明で、部屋の外から中を確認できるようになっていた。

　教職員室は扉に鍵がついていて、鍵をかけられるようになっていた。

　教職員室にはエアコン、換気扇、照明、収納庫（２つ）、掃除用具いれ、給茶機が設置されていた。

　教職員室には掃除用具、ホワイドボード、無線ＬＡＮルーター、プリンター、ＦＡＸ、ポット、ゴミ箱が置かれていた。

　教職員室には掛け時計がネジ式の壁掛けフックで掛けられていた。

　職員は会議や事務作業の時に教職員室を使っていた。
　なお、昼の職員会議（毎日おこなわれる）の時は教職員室が使われていた。
　男子棟の夜の職員会議（たまにおこなわれる）の時は男子棟の職員室、女子棟の夜の職員会議（たまにおこなわれる）の時は女子棟の職員室が使われていた。

　職員は施設内学級に通う子が登校日の時（施設内学級の小学校・施設内学級の中学校に通う子のどちらか又はどちらもが登校日の時）に昼食を摂る時にも教職員室を使っていた。

　入所者の一部は保護者と電話する時にごくたまに教職員室を使っていた。
　入所者は保護者との電話の時に生活棟（男子は男子棟、女子は女子棟）の職員室の電話が空いてなくて電話できない時は教職員室で電話することになっていた。
　入所者が教職員室で電話する時は電話は教職員室備え付けの電話を使っていた。